ニセ左翼暴力集団・中核派が、青年の高まる平和へのエネルギーをかすめ取ろうと、「ワールドアクション」と称する策動を広げている。中核派の機関紙「前進」8月11日付が、「これまで日共の影響化で苦闘してきた青年労働者…が、その枠をこえてワールドアクションを闘い」とのべているように、その矛先は、日本共産党や民青同盟に向かっている。  しかし、かつてのようなニセ左翼集団との激烈なたたかいを経験していないだけに、党や同盟の側に警戒感の弱まりがあり、一部ではあるが、彼らの策動を許している。「ワールドアクション」の策動は、きわめて巧妙であり、「中核派がからんでいる」ですまさず、彼らの本質とその政治的・理論的誤りをしっかりつかみ、対応をする必要がある。

中核派とは、日本トロツキスト連盟―革命的共産主義者同盟(革共同)―をたどり、分裂に分裂を重ねた革共同全国委員会中核派のことである。千葉県では、かつて千葉大学に巣くっていたこともあるが、いまや「動労千葉」などごく一部を拠点とする、ニセ左翼暴力集団の一派(セクト)である。 1、「反帝闘争」「世界革命」と左翼を装い、党や同盟への攻撃・破壊をめざす集団  中核派の「規約」では、「労働者階級の事業をわい曲、抑圧しつづけてきた反労働者的な日共をのりこえ、闘う労働者党をきずきあげる」とのべている。「動労千葉」の機関紙でも、「真の労働者階級の政党をつくりあげなけれならない」とのべ、日本共産党の解体と、彼らによる「党」づくりを公然と主張している。  攻撃の内容として、物理的・暴力的なものは、この間はみられないが、党の綱領路線への攻撃は、全面的にやられている。中核派のホームページの「既成政党批判」では、綱領改定案を攻撃する連載をはじめ、日本共産党攻撃の論文が55本あるが、民主党は10本、公明党1本、自民党はゼロである。世界の進歩の流れの否定、日本帝国主義自立論、日本の対米従属の否定、選挙戦への中傷・揶揄などであり、「ワールドアクション」の主張にもつらぬかれている。  また、彼ら特有の歪んだ理論を運動のなかに持ち込み、広範な国民・青年の団結を破壊し、分裂を持ち込む役割を果たしている。  それがもっとも特徴的に現れているのは、「9・11と連帯して闘う側に立つのか、それとも米帝を主導力とする『反テロ戦争』の側に立つのか」(「前進」02年9月16日付)というものである。これが、広範な国民の団結を破壊することはいうまでもない。また、このたたかいを帝国主義打破のたたかい、反帝闘争に流し込もうとしていることも、広範な人々の「世界の平和のルールを守れ」という一致点をこわすものである。「ワールドアクション」も、表現は弱いが同様の主張をしている。


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